②★開業時は共同経営人数が多ければ多いほど(メリットを最大限享受)
共同経営のメリットについてお話しいたします。まずはなによりも参加人数が多ければ多いほど活動量並びに資金量もその分増えるということです。軽いレバレッジ効果です。
私たちは、まず物件探しにおいて2部隊を作り1都3県の主要駅を回りました。1部隊が良い物件を探し当ててくると、もう1部隊はさらなる物件を探すべく意気軒昂に。相乗効果がありかつ、1日でかなりの不動産会社回りや物件下見などが可能になりました。さらに、オープンに向け当然ながら各仕事を各個人の得意分野に仕分け、活動力を有効的かつ組織的にしました。それは①銀行融資②内外装打合せ③取引先業者選定④厨房器具家具選定⑤ビール業者取引などです。初めての作業で仕事を効率化できることは大きなメリットでした。
資金量についても言えます。オープンまでの3カ年計画において私たち4人は毎月5万円を一つの口座に貯めて行きました。貯金なしで飲食店経営を始めようと思ったら、最低でも不動産物件取得費用は貯めなくてはなりません。15坪の場合、一般的には保証金も含め500万円は必要。3カ年計画においては私たち4人は毎月20万円×36カ月=720万円が貯金可能。一人なら毎月20万円はかなり難しい・・・。お分かりですね。余談ですが、一人で飲食店オープンを目指すなら、最低でも500万円は必要でしょう(出店地域・物件坪数にもよりますが)
二つ目は、精神的な安心感を共有できるということです。『夢』に向かって走っていても得体の知れない不安感や突如して振り落ちてくる恐怖感は、誰しもが体感していると思います。『夢』を語れる仲間がいればどんなに安心か。さらなるポイントとしては家族の理解と協力はとても大きいです。投資額も大きく『失敗したら・・・。』なんて不安はいつもつきもの。家族の温かい協力を得ることは、共同・単独経営問わず、大事なことです。そこに夢を共有している仲間がいたらどんなに大きな助けになるか。実際、悩みや不安を打ち明ける機会も作り、問題解消に役立ちました。
最後に共同経営者皆が頑張っていれば、自分はサボれないということです。上昇ムードの私たちにとって、職務怠慢はありえない。利益を享受することができるまでは、生活もかかっているし、邁進のみ。単独事業立ち上げでもサボることはないと思いますが、共同なら尚更。サボっていることを叱ってくれる仲間がいるのです。1日中物件探しで歩き疲れへとへとでも、もう一軒不動産屋回ろうという意識と実践力が沸々と湧きあがるのです。
ただし、開業し利益を享受するまでは良いのかもしれませんが、デメリットの方がもしかしたら多いかもしれません・・・。自分だけ頑張って他がサボっている状況が生まれたら?また後日お話します。